寒くなると
今年はいつまでも温かかったおかげで、ここ最近の急な寒さがからだに応えている方がおおいのではないでしょうか。例年並みの寒さと言われてもからだで感じる温度が一番大切なので関節痛や腰痛のでているかたをよく耳にします。無理せずお大事になさってくださいね。
寒くなると腰痛や関節痛がでやすいのはなぜでしょうか。腰痛や関節痛の原因がはっきりしないことが多いのは、複合的な要因でおこるからだと考えられます。なのでひとりひとり原因が違うのですが、原因のひとつとしてあげられるのが、血行不良です。
寒さにより血管の収縮がおこり血行が悪くなる→酸素栄養素の循環が滞る→からだの中で老廃物がたまる→周辺の筋肉まで硬くなる。筋肉が硬くなることで痛みが出てきます。
今年は自粛という名前で今まで出来ていた軽い運動や外出による歩行などが、今まで通りにできないことも血行を悪くしているのかもしれません。
血行をよくするものとして一番に軽い運動。血液を循環させるための筋力。からだを芯からあたためてくれるゆっくりした入浴。血行をよくする食事などがあります。
そしてハーブにも血行をよくするもの、からだを温める作用のあるものなどがあります。
軽い運度や入浴と合わせて、ぜひハーブティーも飲んでみてください。
◯ジンジャー(生姜) 食品としても代表的なものですが、代表的な成分ジンゲロールは生の生姜に多く含まれ血行をよくし手足の血流をよくします。乾燥や加熱によりジンゲロールは、ショウガオールへ変化し胃腸からからだ全体をあたためてくれます。乾燥生姜は両方の成分を含みます。(ほうじ茶ハーブブレンドに使用しています。)
◯イチョウ(ギンコウ)古くから漢方薬などにも利用され最近では認知症にも効果があると知られ、血液循環を促す作用がある言われています。(野草茶にブレンドできます。野草茶をオーダーいただきメッセージイチョウブレンドと明記くださいね。)
◯リンデンフラワー 鎮静効果が高くリラックスハーブの代表ですが、体内の水分や老廃物を排出効果が高いとされています。血液だけでなくリンパを循環させることで巡るからだへとサポートしてくれます。(ほっこりブレンドと清浄ブレンドに使用しています。)
◯ローズマリー 料理によく使われますが、血管神経系への強壮作用があり、血液循環を促進すると言われています。わたしは教えていただいた豆乳ヨーグルトをローズマリーで作るのにはまっています。(元気ブレンドに使用しています。)
◯エルダーフラワー ヨーロッパでインフルエンザの特効薬と言われたハーブで、発汗&利尿作用にすぐれ、体内の毒素や熱を排出する作用が高いと言われています。(現在のブレンドには使用していませんがご希望によりブレンドに使用できますよ。)
◯カモミール 安眠のためのハーブとして有名で、リラックス作用などから血液循環をよくし冷え性などにも有用だと言われています。(おやすみブレンドに使用しています。)
◯ルイボスティー 代謝を促進する作用があると言われていて冷え性などに効果があるといわれています。(ご希望によりブレンドティーをお作りできます。)
急に寒くなりすこし体調に不安がでているときは、からだの声をきいて不調をよく観察してあげてくださいね。サポートにはぜひハーブティーをご利用ください。すこし不調なときや元気だけど気になるところがあるときに、ハーブティーはおすすめです。
不調や不安がしっかり感じられている時が、実は一番すこやかなときかもしれません。師走の忙しさに忙殺されずに、できるだけゆったりとお茶の時間をみなさんが持てますように。
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